• バナナの産地はどんなとこ?

    日本とフィリピンはバナナで結ばれている

    中南米・アフリカ・東南アジアなど、「バナナ・ベルト」と呼ばれる熱帯地域で世界のバナナはほとんど生産されています。中でもエクアドルがバナナ輸出国としては大きく、世界に輸出されるバナナの約1/3を生産しています。

    しかし、日本にやってくるバナナのほとんどはフィリピンからやってきます。そして呼応するようにフィリピンで作られる輸出用バナナの多くは日本に送られます。

    日本とフィリピンはバナナで結ばれているのです。

    低地プランテーションと

    高地栽培バナナ

    そのバナナの大部分はフィリピン南部の島ミンダナオ島の低地平野部のプランテーションで栽培されています。見渡す限りバナナだけが延々と植えられている敷地で日本の消費者のためにバナナが育てられています。

    しかし最近よく目にするようになったのが「高地栽培」バナナ。従来の低地平野部(標高0-20m)ではなく標高700mや800m以上の高地で栽培されたバナナは寒暖の差が激しい土地で時間を長くかけて育てられるバナナです。時間をかけてじっくり"甘み”を含んだバナナは一般的なバナナの2倍以上の値段がすることも!

  • 私たちのバナナが「人を喰う」!?

    バナナに生活を破壊された人びと

    バナナ農家の過酷な労働契約

    暮らしていけない借金地獄

    バナナ農家の多くは日本向けにバナナを生産する契約を結んでいます。しかし、その契約内容は時に生活もままならないほど。作れども作れども借金が返せない農家、5年間しか契約しなかったつもりが25年間バナナを作り続けなければならなくなった農家―。

    バナナ農家の苦難の声は決して少なくありません。

    『毒の雨』

    日米欧では禁止されている毒薬が空を舞う

    プランテーションで育てられるバナナはとりわけ病気・害虫・カビに弱い作物。様々な外敵からバナナを守るために多様な農薬が大量に投入されます。

    「効率よく」その散布をするために用いられる手段は飛行機による空中散布。プランテーションの上空から多種類の農薬が振りまかれます。

    空高くから散布された「農薬カクテル」は風に乗って周辺の家屋やプランテーションで働く労働者に浴びせられることも。それはまさに「毒の雨」―。

    高地の栽培では先住民族への影響も無視できません。

    MORE INFO COMING SOON...

    バナナ生産にまつわる情報を随時更新していきます。

  • あなたのお金が人喰いバナナに?

    「バナナはフェアトレード・オーガニックしか買わない」というアナタも搾取に加担しているかもしれない。エシカルバナナ・キャンペーンと金融機関の社会性を評価する国際的な取り組みFair Finance Guideでは共同調査を行ない、私たちが銀行に預けたお金がバナナ産地で起きている問題に関係していることを明らかにしました。

     

    <明らかになったこと>

    ・日本の大手スーパーチェーンはいずれも環境・人権に配慮する調達方針を表明している

    ・しかし、店舗では実際に問題が起きている生産地でつくられたバナナが流通している

    ・問題を起こしているバナナを仕入れることでスーパーチェーンは問題に加担しており、それを食べる私たちも問題の加担者になっている

    ・日本の大手銀行はいずれもスーパーチェーンに多額の投融資をしており、お金の力で問題に加担している

    ・大手銀行に預金する私たちは預金者としても問題の加担者になっている

     

    詳しくはFair Finance Guide Japanウェブサイトへ → http://fairfinance.jp/

  • 現地の声を聞こう!

    フィリピンからゲスト来日の報告

    手軽な果物の代名詞ともいえるバナナ―。
    日本にやってくるバナナの約8割がフィリピンから届いています。
    1982年に鶴見良行氏がその著作『バナナと日本人』によって、フィリピンのバナナプランテーションにおける農薬散布、不公正な契約、労働問題などを告発してから36年―。残念ながら、それら問題の多くは現在に至るまで未解決のままです。このたび、フィリピンバナナの主要生産地であるミンダナオ島よりゲスト2名を招き、私たちが食べているバナナの生産現場で今も続いている問題についてお話しいただきます。現場からの生の声を聴き、「バナナと日本人」の未来について多くの皆さんと一緒に考える機会を作りました。
     
    2018年7月28日:京都会場開催
    2018年7月29日:東京会場開催

    チンキー・ペリーニョゴリェさん

    Interface Development Interventions(IDIS)事務局長

    ミンダナオ島ダバオ市の水源保全を守る環境NGOで、多国籍企業による単一栽培に用いられる殺虫剤の使用、特に農薬の空中散布に反対してきている。持続可能な環境に配慮した農業を支援し、きれいで健全な環境を享受できる人びとの権利を守るための活動を展開している。

     

    発表資料はコチラからダウンロードできます(PDF:4MB)

    アーヴィン・サガリノさん

    IDEALS法務相談員。社会から取り残され、為すすべなく弱い立場に置かれた人々の法的・技術的ニーズに対応することを目的に結成された司法による権利擁護団体。現地ミンダナオ島で搾取される農園労働者の労働条件を改善すべく活動を続けている。

     

    発表資料はコチラからダウンロードできます(PDF:1MB)

    <共催>エシカルバナナ・キャンペーン実行委員会<アジア太平洋資料センター(PARC)、APLA、(株)オルタ―・トレード・ジャパン(ATJ)>/Fair Finance Guide Japan/環境市民(京都会場)

    <賛同>生活協同組合あいコープふくしま/生活協同組合あいコープみやぎ/国際青年環境NGO A SEED JAPAN/WE21ジャパン/オイシックス・ラ・大地株式会社/オックスファム・ジャパン/「環境・持続社会」研究センター/国際環境NGO グリーンピース・ジャパン/生活クラブ事業連合生活協同組合連合会/生活協同組合生活クラブ京都エル・コープ/生活クラブ生活協同組合都市生活/生活クラブ生活協同組合 奈良/生活協同組合ナチュラルコープヨコハマ/日本消費者連盟/株式会社パシフィック・トレード・ジャパン/パルシステム生活協同組合連合会/パルシック/他、呼びかけ中

    <後援>聖心女子大学 グローバル共生研究所(東京会場)

  • エシカルバナナ・キャンペーンとは

    NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)、NPO法人 APLA、(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)が呼びかけ人となって2018年夏にはじまったキャンペーン。持続可能な農法で作られた地球にやさしいバナナ、生産から流通・小売りまでサプライチェーン上のすべての労働者の人権が守られているバナナ、食べる方も作る方も、ほかの誰かの人生を踏みつぶすことなく笑顔を広げられるバナナ―。そんなバナナをエシカル(倫理的な)バナナと考え、日本に入ってくるすべてのバナナがエシカルになることを目指すキャンペーンです。

    「すべてのバナナをいいバナナに!」

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